工藤淳夫

ダイエットしなくても太らない人がいるのはなぜ?

ダイエットしなくても太らない人がいるのはなぜ?

 

この記事を読んでいる読者の周りにも同じ食事をしていても太りやすい人がいる一方で、体重があまり変わらない人がいませんか?

 

私はどちらかというと後者ですが、私の友人にも食べ過ぎではないのに太っていき時々ダイエットや運動をして精悍な顔つきになっていたり、ある時はリバウンドを繰り返してなかなか大変そうな人がいます。

 

私たちの体は細菌やウイルスとの共生体です。口の中や腸、皮膚にはさまざまな細菌が生息しており、その中の有益な善玉菌はナイアシンなどのビタミン産生や悪玉菌の抑制や病気の発生を抑え守っています。このように防腐剤の多用は薬剤耐性菌を発生させ免疫力の低下につながるため、3年以上も腐らないように製品化された化粧品に含まれる強めの防腐剤が良くない理由になっています。

 

防腐剤について~パラベンフリーから天然防腐剤まで

防腐剤について~パラベンフリーから天然防腐剤まで

 

ある腸内細菌の増殖は体重を減らす

一般に肥満は全身に軽度の炎症が慢性的に持続しており、活性酸素が発生しているため全身で不要に老化が進んでいます。活性酸素が出続ければ顔の皮膚もハリを失い毛穴は目立ってきます。太るということは見た目が太くなるだけでなく老化も進んでいるのです。

 

太らない人の腸内細菌叢と太りやすい人の細菌叢には違いがありこの細菌叢のコントロールで体重を減らすことができる可能性があります。

 

肥満の人の腸内細菌にはファーミキューテス門の細菌が多く[1]、瘦せている人の腸内細菌にはバクテロイデス門の細菌が多く共生しておりどのような栄養バランスの食事をしているかによってその数に影響を与えます。

 

バクテロイデス門の細菌を増やすにはエサを与える方法(プレバイオティクス)で徐々に増やしていく方法があります。痩せる菌は難消化性デキストリンなどの食物繊維[2]やポリフェノールを餌とするので野菜をメインにした食事を心がけましょう。

 

腸内細菌とアンチエイジングはまだ全貌は見えておらず研究が盛んなこれからの分野ですが、腸は第2の脳と言われるように腸内の細菌叢はアルコールの制限や体重コントロール、ビタミンB2のナイアシンの産生、脳内神経伝達物質であるセロトニンの前駆体産生などさまざまな働きを持っていて、私たちの行動すら変えています。

 

まとめ

腸内細菌叢はその構成やバランスにより体重が増えない人と太りやすい人に分けられこれからのダイエットの方法として応用される可能性がある。

 

参考文献:

  1. Dextrins from Maize Starch as Substances Activating the Growth of Bacteroidetes and Actinobacteria Simultaneously Inhibiting the Growth of Firmicutes, Responsible for the Occurrence of Obesity. Barczynska R et al., Plant Foods Hum Nutr. 2016 Jun;71(2):190-6. doi: 10.1007/s11130-016-0542-9.
  2. Effects of dietary fiber preparations made from maize starch on the growth and activity of selected bacteria from the Firmicutes, Bacteroidetes, and Actinobacteria phyla in fecal samples from obese children. Barczynska R et al., Acta Biochim Pol. 2016;63(2):261-6. doi: 10.18388/abp.2015_1068. Epub 2016 Feb 29.

     

 

 

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