長命草(ちょうめいそう)は長寿効果があるのか?
沖縄の植物に『長命草』という面白い名前の植物があります。
長寿を思わせるネーミングが付けられたその訳を科学的に検証してみます。
長命草の効果効能
抗酸化作用
野草やハーブなど植物には抗酸化物質が含まれていることが多いです。
長命草にはキナ酸という抗酸化成分が含まれている[1]ため、老化の原因である活性酸素を取り除き抗老化作用が期待されます。
抗肥満作用
肥満は炎症性サイトカインを全身にばらまいている状態ですので顔も含め全身の老化が加速している状態です。
肥満をコントロールするには食事の影響が最も強いです。
長命草は肥満ダイエットの補助として活用できる効果があります。
長命草の摂取では血中のトリグリセリド(中性脂肪)やレプチンの低下、腹部の脂肪や脂肪細胞の大きさも小さくする作用があります[2]。
肥満の人は脳の満腹中枢がレプチンに対して麻痺しているためレプチンの放出を減らして敏感にしてあげる必要があります。
ちなみにレプチンは『もう食べるな』という信号を送る脂肪細胞から放出されるホルモンです。
長命草の抗肥満効果を発揮する成分は琉球大学などでも研究されていてクマリン化合物のプテリキシンに抗肥満作用があります[3][4]。
まとめ
- 長命草は名前の通り活性酸素を取り除き抗老化作用がある
- 肥満解消のためダイエット補助として有効
- 長命草は抗酸化作用と抗肥満作用で長寿になる可能性がある
参考文献:
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