工藤淳夫

大麻の顔への影響について(THCを中心に)

大麻(Marijuana)のアンチエイジング効果に関する考察

大麻(マリファナ)はカンビノイドという有効成分が主に脳の感覚神経に影響を与える成分です。毎日のように大麻で捕まったというニュースが入りますが法的に規制されているだけでなく医学的に大麻がまだ安全かどうかわからないのです。

 

私は無添加で自然成分をベースにした基礎化粧品も作っていて思うのですが成分というのは本当に安全かどうかは3世代100年をみなければわかりません。先日も“抗菌”石鹸は抗菌作用が有意に認められないということがアメリカFDAから発表され日本でも規制がかけられましたね。

 

私はスマイルと顔の専門医ですが沖縄で大麻を使用して捕まった女優さんの顔を見てやや年齢以上に老けているなと感じました。沖縄の紫外線の活性酸素による老化も考えられますが、たるみ(特に頬や目)、シワ、皮膚の色が特徴的でした。

 

 

大麻に関する最近の知見

確かに大麻のカンビノイドはアルツハイマーの方の脳神経細胞内にできるアミロイドベータによる活性酸素の発生を抑えますが、最近発表された阪大の研究ではカンナビノイドの一つであるDelta(9)THC(テトラハイドロカンナビノール)が嗅覚以外の感覚信号を中継する視床から大脳皮質に伸びる感覚神経に悪影響が出る[1]ことがわかりました。

 

感覚神経には口腔内粘膜や顔の肌の触覚や表情筋の運動覚・張力を感じる体性感覚が含まれます。感覚神経への悪影響という事実から大麻による顔の老化への悪影響を顔の専門医として少し考察してみます。例えば例の女優はたるみが目立ちましたがたるんでいても筋肉の張力を感じる神経が鈍っているので表情筋トレーニングやスマイルエクササイズ、スキンケアなどの習慣がおろそかになることが考えられます。

 

このように大麻は大脳皮質の感覚神経に副作用がある成分ですがアルツハイマー医薬品への応用が可能と思われます。しかし今のところ生活習慣としての大麻は顔のアンチエイジング的にはお勧めしません。大麻を生活習慣にしていた女優の顔を見るとメリットよりデメリットがのほうが上回っているように見えますので。

そもそもカンナビノイドの成分は85もあり、それらの研究も一部の成分しかなされていません。アメリカで大麻が解禁されたとのことでこれからどの成分がどのような効果をもっているのか分かってくると思うので非常に興味があります。その新しい科学的知見から比較的安全に顔のアンチエイジングに役立つ成分や工夫が得られる可能性はあります。

私は医療人ですので必ずデメリットとメリットを比べてメリットが上回るかどうかを重視します。これからアメリカで研究が進んで大麻の成分の中に老化を予防し健康に美しく過ごせるものが分かったらまたお知らせします。

 

顔にはその人の細胞の若さや老化度が表現されています。顔の老化度の異なる双子の統計や実際矯正歯科臨床で歯の動きのスピードが変わることを経験しています。大麻を生活習慣の中に取り入れている方の顔がこれからもニュースに出てくると思いますので興味を持って観察していきたいと思います。

 

まとめ

大麻は脳内でアミロイドベータの活性酸素を低減する効果があるが感覚神経を鈍らせ顔が年齢以上に老化し得る。大麻が解禁されたアメリカでカンナビノイドの研究が進むと考えられるため興味深く科学知識をフォローしていきたい。

 

参考文献:

 

 

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