工藤淳夫

ダイエットのリバウンドと花粉症の関係

ダイエットのリバウンドと呼吸を顔のアンチエイジングの観点から

 

私の同僚もダイエットをしてはリバウンドを繰り返していますが本当に悩ましい問題だと思います。

 

肥満は顔を丸くする、首回りを二重あごにする、頬がたるんで法令線やブルドッグラインをめだたせ毛穴も伸びてくるなど顔の変化も大きいのですが、肌も相応に老化してシワたるみ、顔の色が黄身を帯びてきます。

 

なぜリバウンドするのか

なぜダイエット後にリバウンドするのかは複数の原因がありますが、その中でも重要な原因である「甘いものが食べたくなる」という食欲の問題があると思います。

 

なぜ甘いものを食べたくなるのでしょうか?

 

一つには糖質(炭水化物のうち糖に変わるもの)は脳内の報酬系という中毒回路が働くからです。糖質は幸せホルモンのドーパミンが分泌され甘いものを食べたり、「甘いものをこれから食べられる」という期待感でも発動する強い中毒物質です。

 

さらに今回お伝えするのはVIP(血管作動性腸管ペプチド)という舌、胃腸や脳、肺などさまざまな臓器で神経伝達物質としてはたらいているタンパク質が甘いものを食べたくさせているということについてです。

 

 

VIPとはなにか?

VIPは血管作動性腸管ペプチドの略で神経伝達物質です。脳や腸の炎症を抑え活性酸素が出るのを抑制して無駄に老化するのを防いでいますが、それだけでなく血糖値やインスリン、肥満をコントロールするレプチンを制御しています。

 

血糖値や肥満はそれ自体が炎症や糖化を促進し肌の年齢以上の老化を進める原因ですし、インスリンの分泌も活性酸素を発生させるコルチゾールが同時に出るため老化を進めます。

 

レプチンは「食欲を抑制する」ホルモンで脂肪細胞から分泌されます。肥満の方は脂肪細胞が多いため常にレプチンが出続けており、レプチン受容体が麻痺して抵抗性を示し食欲が止まらなくなります。そのため肥満の悪循環が引き起こされます。肥満になると全身で軽度の炎症が発生するため顔の肌や筋肉など顔のエイジングも進みます。

 

脂肪を燃焼させる腸内細菌を育てて顔のアンチエイジング

脂肪を燃焼させる腸内細菌を育てて顔のアンチエイジング

 

このレプチンとVIPはお互いに量を調整しあっているためレプチンが正常に効くことはVIPの量を健康に保ち、甘いものを食べたくなくても生活できる一つのコツになります。

 

 

花粉やカビなどがVIPを低下させる

花粉症やホコリ、カビの摂取などで気管支喘息がある方はVIPレベルが低下しています。VIPレベルが低下すると血糖値、インスリン、レプチンが上昇し、甘いものも食べたくなってリバウンドして顔の肌やフェイスラインの老化につながります。

 

VIPは気道を弛緩させ呼吸をしやすくする働きがあります。私が顔のフェイスラインの異常を見てまず考えるのは呼吸です。人間の正常な呼吸は鼻で息をする鼻呼吸なのですが舌の位置異常があるとさまざまな顔の変形が起きてきます。

 

したがって、呼吸がスムーズにできるようになるためにもVIPを健康なレベルに保つ必要があるのです。

 

まとめ

まとめると、カビ、ハウスダスト、花粉などの環境ストレスは気管支喘息から呼吸を困難にして体内のVIPを低下させるリスクがある。VIPが低下すると血糖値、インスリン、レプチンを上昇させることにつながり、肥満や活性酸素、糖化など年齢以上に老化を進めるため顔の肌、フェイスラインの歪みや老化を促進する結果となる。

 

 

参考文献:

  1. Vasoactive intestinal peptide-null mice demonstrate enhanced sweet taste preference, dysglycemia, and reduced taste bud leptin receptor expression. Martin B et al. Diabetes. 2010 May;59(5):1143-52.

 

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